活動報告

「支援倉庫」
3月11日岩手県から茨城県までの太平洋一帯を震源地とするマグニチュード9の大地震が発生し東日本は大きな被害を受けた。郡山市も震度6弱の大きな揺れに見舞われ、建物の倒壊を含む建物被害は県内では最大で、1000棟になろうとしている。今後の調査次第では更に拡大する見通しである。更に、福島県では地震と津波により、東京電力福島第一原発は停電となり、非常用電源も壊れ冷却水が補給できずに炉心溶融、及び圧力容器の損傷が起こった。又、水素爆発により建屋が崩壊し放射性物資が空に向って拡散された。それにより20kmは立入れ禁止区域となりこの地域の人々は、緊急に避難が開始され大移動が始まった。更にその外側も避難勧告が出され、またホットスポットと呼ばれる放射線の高い地域が中通り地区の県北・県中地区に出現して毎日のように新聞で公表されている。まさしく非常事態であり、放射性物資による被害は農業・漁業のみならず、今後起こる可能性がある健康被害も含めて、人々の心の不安は風評を呼び、直接的・間接的に全ての職業・企業に被害を及ぼしているのが現状である。
地震による被害や原発事故による高濃度放射能物資の漏れや被爆は、福島県民にとってかつて経験したことの無い事であり、政府も県も東京電力も歩きながら対応を考えている状況であることは間違いのないところだ。原発はいまだに危険な状況にあり100日経っても収束の見通しさえ無い状態が続いている。

私たち郡山21世紀経済クラブでは、このような中で郡山市に避難された方々へ、自分たちで出来る支援を「被災者の皆さんが郡山での新生活を迎えるにあたって茶碗や鍋など日用品を差し上げる、バザー方式はどうだろうか?」と考えた。そこに福島県宅地建物取引業協会郡山支部など各種団体も同調して共催での運びとなった。場所は初代会長の今泉健一さんの空き事務所を交渉し、今泉さんから快諾を頂き、無償でお借りし「支援倉庫」と名付けた。
会員各位に呼びかけた所、さっそくサッポロビールさんから良質のタオルが大きなダンボールで届いた。同様に全国の宅建業者などから未使用の品物が届き始めた。その他、会員の方が毎日のように物資を届けてくれた。常に品物の数は豊富で普通のお店のような賑わいであった。新聞などで活動が紹介されると、多くの市民からも物資が届けられた。そして、活動に賛同された市民の方が「支援倉庫」の整理と清掃のために毎日手伝ってくれた。
延べ500名の被災者が利用されて、2ヶ月間にわたるボランティア活動は6月1日に終了したが、未だに「物資をお持ちしたいが、まだやっているか?」と、市民からの問合せ相次いでいる。
会員の方をはじめ郡山市民の善意の心と行動は被災者のみならず、この「支援倉庫」に携わった多くの人に感動を与えた。会員の方が持ち寄った品物は、被災者にとっては「郡山市民全員の善意」を見た思いであったと推測できる。関係各位に深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
2011年6月22日

支援倉庫:活動期間 平成23年4月9日から6月1日まで

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ご協力賜りましたボランティアの方々
佐藤正子さん(安積町笹川)
佐藤裕子さん(咲田2丁目)
川島育子さん(亀田2丁目)
深谷明子さん(亀田2丁目)

福島県宅地建物取引業協会郡山支部女性部会のみなさま。
関きえ子さん
佐藤京子さん
長沢順子さん
遠藤栄子さん
鈴木貞子さん
松村栄子さん
大橋敏子さん
吉田洋子さん